■2007/10/9〜13 沖縄県南大東島釣行 さぁさぁ今年の南大東島は10月ですよ!しかも何の連休もかすっていないド平日! ただでさえ釣り人が殆どいない南大東島で、更に人のいない時期をセレクトしましたぜ旦那! 今回の釣行は完全に自分1人での島入りであった訳で思い切り磯でのフカセを 楽しんでしまおうではないか!!と、既に魂だけが部長釣場や実釣場などの地元では 有名な地磯に既に飛んで行ってしまっている始末!!! しかしですね、南大東島はそんな俺をスンナリ受け入れてくれはしませんでした・・ ●10/10 南大東漁港釣行 釣行時間 4:30〜15:00 そんな訳で「イソ〜イソ〜イソ〜」とかうわごとの様に口走りながら、 危ない発狂者は朝一で起きると、まずは持丸切抜という亀池港の左に位置する地磯へ。 しかし、上記発狂者は、磯の状態を見ると、スバヤク健常者へと様変わり。 つまり、海が荒れていてとても釣り場に入る事は不能・・・というより俺の脳がそう判断したのだ。 この一撃で、あまり体力も無い俺は、もう違う磯場へ15kg以上の荷物を担いで 入釣するなんて体力はもう殆どなく(それに超暑い・・)、清く大東漁港で済ませるか・・・と、 普段仕事では手抜きばかりなのに、アソビでも手抜きをする始末・・ ◆本日の仕掛け
しかし今日の大東漁港はいい感じに波っ気がある。大東漁港で釣れる海況パターンなのだ。 南大東島でいつも感じる事だが、ことドサラシのゴンゴン流れる奔流には あまりウキフカセで釣れる魚はいない様な気がするのだ。そんなサラシも今日は ほどほどにある感じで申し分無い。 コマセを打ってもエサ取りも殆ど見えないものいい感じ! で、まずは腕ならし的に釣れてきたお魚たち。 キヌベラ40センチ、カンムリベラ43センチ。 今回は漁港での釣りって訳で、メガドライ2号に落とした事もあり、ヒキも楽しめるのだ。 こんな感じで、同クラスの魚やオビブダイなどを追釣し、ちょっと趣向を変えようと、 仕掛けを若干重めにし、サラシの真ん中に仕掛けを落とした瞬間、バシュ!ウキをひったくる様な モウレツなアタリが・・・!これはしかし、経験的にカスミアジであれば70以上は確実、 イラブチャーはそもそもこんなに引かない!下に潜らない!それとも未知の青物であるか!などの 想像はふくらむけど、そもそもぜーーんぜんラインを回収できません。ヒキ的には ともかく沖に突っ走るだけで単純なのがせめてもの救い。そんな攻防を繰り返して 揚がってきたのは、68センチのゴマモンガラであった・・・。 これ、沖縄記録を抜いているのでは無いの・・!? このゴマモンガラは、地元の人が喰う!というので釣具屋に持ち込む事もせずに あげてしまったのだ・・ そして息を整え釣りに戻る。50センチクラスのゴマモンガラを更に2尾追釣した後に、 漸く来てくれました!カスミアジ!サイズはちょうど50センチ。 これは速攻でシメて自分のクーラーへ直行! (しかし魚体にコマセが付いていて汚ねぇな・・・もっと気を遣え!) フィナーレはアーガイの40センチクラス、そして同クラスのトカジャー(クロハギ)を追釣。 色々な魚種が釣れて、沖縄、しかも南大東というロケーションでは全くダメかもしれませんが、 個人的には大満足の釣りとなりました! ●10/12 南大東漁港釣行 釣行時間 4:30〜8:40 南大東島釣行2日目・・・今日こそ磯!!とか言っていると、 風はしっかり吹いて、ウネリも入り、今日も磯には入る事ができず・・・・ (地元の方が見れば、ナギ・・って事かも知れませんが。) そんな訳で今日も南大東漁港での釣りとなりました。 ◆本日の仕掛け
今日は以前より波っ気も無い。そしてちょっと肌寒いのが印象。 昨日の様に3投毎に何かつり上がる事も無く、細かいイラブチャーが釣れてくる程度。 ふと沖を見ると、何故か真っ白な明らかにサラシと違う帯が海面一帯に広がっていた。 一体何であるか!!と漁港を見渡せる高台に登り、全貌を見ると・・・ そこは大東漁港の左に、もう1本沖合に突き出た堤防を建設していて、 磯を砕いた時にでる白い水が、海に流れていたのであった・・。 それに加えてモーレツな振動、もうこれはダメであるな・・と、納竿。 ちなみに堤防は2008年9月に完成予定らしく、ホテル吉里の方に聞くと、 堤防の工事が始まると、島中で魚が釣れなくなるらしいのだ・・・ まぁこんな感じで今年の南大東島釣行は終了しました。 総括すると・・・ ●早く堤防の工事終了せよ!! ●何時になったら南大東の磯で竿を出させてくれるのよ! ●マボロシとはいえ、沖縄の記録をゴマモンガラで塗り替えた事に満足・・ ●今回も快く釣った魚を調理して戴き、料理長には感謝です! |