■2009/10/17 沖縄慶良間奥武5番釣行

昨日の那覇一文字釣行に続いての釣行は、慶良間沖磯なのである。
沖縄の海で沖磯に渡って、釣りをする事自体が初めてなので、決定した時は、
嬉しくて発狂、民宿のある部屋から飛び降りてしまうかと思いました。

今回は、やはり沖縄のブログでお世話になっている、masakiさんとその
いとこのユウスケさん、そして一度宜名真駐車場下でお会いした事のあるすんぼーさんとの釣り。
慶良間の磯渡しに混ぜて貰って本当に感謝なのである。勿論、連絡を取るに当たって、
Y-Stylesさんがハブの役目をしてくださった事は言うに及ばずなのです。
いやぁ、改めて沖縄の釣り師達の横の繋がりはスゴイです。

【masakiさんのブログはこちら】
【すんぼーさんのブログはこちら】

●4:30〜13:00 慶良間沖磯奥武5番


渡船は、那覇一文字と同じ「丸沖つりぐ」。ただし慶良間沖磯へは、人数が集まらないと
渡船はできない様です。当日は自分達の4名以外にも、15名ほどの釣り人が集まっていました。
ちなみに出港は、朝の3:30、奥武5番までは大凡1時間くらいという所です。
当日の天気は雨のち曇という予報。出港時は、星空まで見えて天気的には良い塩梅です。

そして、masakiさんと親戚の方は、奥武5番手前の白岩という磯で降りました。
慶良間磯渡しでは、次に降りるグループが、当該磯渡しの手伝いをするというルールがあって、
自分もそのルールに乗っ取り、masakiさん達の磯渡しを手伝い、手を振って見送る・・

そして白岩から大凡20分くらいで奥武の5番に着く頃に、漸く空も明るくなり始め、
磯に渡るにはちょうど良い感じ。さっそく、タックルとコマセの準備に取りかかります。
まずは、昨日と同じく、スルルーとフカセのタックルを準備。

◆スルルータックル
竿ダイワメガドライパワートルク遠投 5号
リールシマノONAGA SPECIAL 8000
ミチイト10号
ハリス16号
ハリヒラマサバリ 16号
ウキ天狗ウキ44φ8番
トピックガンダマ3Bを3段打って潮に馴染ませる

◆フカセタックル
竿ダイワメガドライパワートルク 3号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト6号
ハリス5号
ハリグレバリ 11号
ウキKTウキ B
トピックG4シズ2段打ってウキを沈ませる釣り

スルルータックルなどは、先日ダイブさんより色々アドバイスを戴いたので、
それに合わせて自分なりに考えたもの。ちなみに3Bのガンダマは自分の装備には無かったので、
急遽、釣り具屋のマンモスでB〜5Bまでガンダマを取り揃えた(笑)

自分は磯の南側から竿を出し、同じ磯に渡ったスンボーさんは、北東方面に竿を出す。
目の前は丁度右にあるハナレからの流れで、川の様に潮が流れる。
ちなみに結構潮が這い上がってくるので、先端ギリギリまでは出る事ができなかった。

そんな訳で、3〜4投ほどスプールのラインいっぱいいっぱい仕掛けを流していると、
彼方より、ドス黒い何かが見えた。それはあっというまに自分達の上空を覆ったと思うと、
イキナリ滝の様な雨!!!!!そして突風!!!!!もうとても立っていられる状態じゃ無く、
もう腰を屈めた状態で、竿袋と仕掛け袋だけ守り、とにかくやり過ごす・・・
もう自然の前にはどうにもならんのです・・・このタイフーの様な状態の時に、
目の前に見えていた奥武の6番が全く見えないくらいの視界。
(後から聞くと、白岩に渡ったmasakiさんの方は、もっと凄かったらしい)

そんな状態が30分程続くと、風が漸く収まってきたので、ズブ濡れになりながらも、
釣りは再開。おそらくいつもの自分だったら、もう投げ出していただろう(笑)
まぁ投げ出しても、沖磯だからもうどうにもならんのだけど・・・
しかし天気は回復傾向、午後に向かうに従い晴れてきた!



潮は少しずつ潮が下げてくると同時にタルくなってきたので、磯際狙いでコマセを打つ。
そーすると、海一面なんか青黒いヤツが乱舞。アカモンガラ(通称ドラキュラ)いっぱーい。
コイツが沸くと厄介だ・・・と聞いていたけど、本当に厄介。
もうシズとかハリスに打っていると、直ぐにハリスごとイカれる。
これは、内地のクサフグに厄介な所がとってもよく似てる。
釣れれば釣れたでチモトボロボロ。一体君は何の為に存在しているの?と聞きたくなる。
(一説によれば、結構旨いらしいので、クサフグよりは存在価値アリ??)



釣れる魚といったら、このドラキュラと木っ端ヒレーカー、
あと正体不明5センチくらいのデカバン(笑)





一瞬、白い細長い魚がシュンシュン横切っているのが、磯際より2メートルくらい先に見えたんで、
スルルーつけて投げたら、喰ったので合わせてを入れてやり取り開始!!とか思ったら、
直ぐにスッポ抜けてしまったくらい。おそらくヤマトナガイユー(ツムブリ)だと思う。

そんな事をやっている俺だが、すんぼーさんは割と順調。
途中「とまらんぬー」を掛けたり、ナガイユーを掛けたり、マギーデーブーなグルクン釣ったりと。
ちなみにハリスは1.5号を使っているとの事だったけど、自分は結局、磯際に沸いている
トカジャーやヒレーカーの結構デカイのを目の当たりにしていたから、落とす事ができなった・・



このトカジャーやヒレーカー、コマセを拾っていたし、結構上下に動いていたから、
活性は悪くないのだと判断して、残り2時間くらいはすんぼーさんの釣り座に並ぶ形で
磯の際の際(要は、際から10センチくらいの所)を狙い続けた。
結果、釣果は地球6匹ほど。



そしてタイムアップ。帰りの丸沖の渡船は、海の暴走族と言わんばかりの暴走ぶり。
釣り人は荷物以下の様だ。那覇一文字が見えた辺りでは、明らかにA−LINEフェリーの
進路妨害して、警笛鳴らされていたし(笑)

結局、慶良間の沖磯でも釣果を出せなかったワタシ。
ちなみにmasakiさん一行のクーラーは、グルクン、ヒラーグルクン、ヒレーカー、オンレーなどで
満タン状態。腕の違いをまざまざと見せつけられたのであった。
次回は、その釣技も見たい所です。





オマケ:マンモス釣り具で貰った割引券。今年中にもう一度行かないと(笑)



しかし、今回の沖磯もそうだし、前回の一文字での釣りでもそうだったが、
沖縄スタイルというのもの、片鱗を垣間見る事ができて、個人的には大満足の釣行でした。

■SPECIAL THANKS

 Y-Styles様
 ダイブマスターマスター様
 すんぼー様
 masaki様
 ユウスケ様
 丸沖つりぐ様(?)

 AND 琉球の魚達・・・

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