■2010/5/2〜5/6 沖縄県南大東島釣行

さぁさぁ、今年もGW遠征の季節となりました。・・・このクソ混んでいる中、
観光客でごったがえしている沖縄本島をスルリと抜けて、南大東島で竿を出してきました。
天気は、もう梅雨の入りという気配濃厚で、南大東入りした5/2〜5/3は、雨と風で
とても釣りになる感じでは無く、正味2日間竿を出す事ができました!

この時期、太陽が出ると、ほどほどに暖かいのですが、曇ると、サスガに海風当たる離島では
少し肌寒い・・誰だ、地球温暖化とか言ってテキトーなビジネス展開しているヤツは・・
と、ぼそり呟いてしまうのであった。

●5/4 釣行時間 10:00〜18:30


そんなこんなで、どうにかサッパリと晴れた3日目。この日も実は雨の予報だったのだが、
朝飯を食っていると、くっきりと晴れてきた。こんな時にのうのうとご飯を食っていられる訳も無く、
さっさと竿を担いで亀池港へ。当日は北東風11メートルの風が吹いていましたが、
島の南側に位置している、亀池港ではギリギリ竿を出せた。ちなみに港の左右は
モロに潮を被っていたので、港の真ん中辺りで竿をだす。

◆本日の仕掛け

◆スルルータックル
竿ダイワメガドライパワートルク遠投 5号
リールソルティガZ 6500H ドックファイト
ミチイトPE10号
ハリス船ハリス22号
ハリタマンバリ 20号
ウキ環付きスルルーウキ1.5号
トピックガンダマ3Bを3段を打ち馴染ませる

◆フカセタックル
竿ダイワメガドライパワートルク 3号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト6号
ハリス5号
ハリグレバリ 11号
ウキ丹羽ウキ0号
トピックシズ無しの超軽量仕掛け

当日は、南向きの釣り場とは言え、風が凄くて終日潮しぶきを被りながらの釣り。
すぐに偏向グラスが潮っぽくなってしまい、視界が悪い(笑)
そんなコンデションにもマケズ、朝イチは取り敢えずスルルー流しとけ!と
親の遺言通り(?)、スルルーを流す。南大東島だから・・・という理由で、
今回は仕掛け的にも1ランク上にし、更に釣り場左から出ているサラシが
良い塩梅に南西方向に払い出していたので、この流れに流し、ゴンゴンと流す。

スルルーは1投事に、シジャー(ダツ)かカマスか解らんが取られる状態だったので、
房掛けにして毎回投入。そんなして、数投するとドギャギャギャ!!!とラインが出るアタリ!
オープンベール状態であるにも関わらず、少しの抵抗で竿がノサれる様なアタリ!!!
ベールを返して、取り敢えず竿を立て、まずはフッキングを!!と思っていたら、
バキャドキャギャギャ(この辺言葉にならない)!!!!と、3番・4番がヘシ折れる・・・・
と、当時にミチイトからラインブレイクしてしまった。
1日目にして、スルルータックル全壊。呆然・・・

まぁ、呆然としていても魚は釣れないので、キモチを入れ替え、フカセタックルで、
もう少し小さい魚(?)を狙う。
フカセの部は、仕掛けが馴染まないウチからシジャーが喰ってきて多少ウザいけど、
なんとか仕掛けは入れる事ができる。あと、足下ではムロアジが群れていた。
 

仕掛けが馴染み、ツケエサを竿1本分くらいまで馴染ませる事ができると、
イスズミやら、サンノジの40センチクラスが結構かかる。
目視では、イスズミ・サンノジ・ギンユゴイくらいしか見あたらなく、イラブチャーや、
ヒレーカーなどはあまり見る事ができなかった・・・
 

この程度なら、3号竿のハリス5号なんてイラネーてな具合で、
ちょっと遊んでしまいましょう!とばかり、タックルを伊豆半島仕様に変えて狙ってみる。

◆フカセタックル
竿ダイワマスタードライ 1.5号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト1.5号
ハリス1号
ハリグレバリ 4号
ウキ丹羽ウキ0号
トピックシズ無しの超軽量仕掛け

パワーでねじ伏せる釣りでは無いので、バラシの連続(笑)
平成のバラシ王が、遂に帰ってきた!!!その華麗なる、バラシの数々を
動画にてお楽しみください(笑)。これが日本の正しいバラシです。
ちなみに全てハリハズレ。10回魚を掛けて、取り込みはそのうち5匹くらい(笑)
ラインは殆ど出しません、出させません(笑)でも取り込めない(笑)

●バラシその1


●バラシその2


●バラシその3


●バラシその4


まぁ、タメにもならん動画です。そんなして1日目はタイムアップ。
そうそう、自分らの左で泳がせをやっていた地元の釣り人が、10キロ程度の
ガーラをムロアジの1匹掛けで揚げていました。


●5/5 釣行時間 6:00〜15:30


本日は朝からカラリと晴れ、気温もグングン上がりました!!
風は昨日と同じ感じなので、島西側の釣り場となる訳で、大東漁港で竿を出しました。
ポイントは、手前から北西方面に出るサラシなんですが、当日はこのサラシが
良い感じで沖に払い出していて、テンションもMAXどころか、人体ごと爆発しそうです。

◆本日の仕掛け
 スタイルウキフカセ
 竿ダイワメガドライ パワートルク3号
 リールダイワインパルトiso 3000LB
 ミチイト6号
 ハリス4号
 ハリグレバリ 10号
 ウキ丹羽ウキB
 トピック段シズを打ち、サラシに馴染ませる


●当日のサラシ


サラシに仕掛けを馴染ませると、直ぐにガーラのお子様がビュンビュンとかかる。
今日はガーラ祭り開催日らしい。子供の日だからだろうか(笑)
 

魚体そのものは、大きくても50センチ無い程度。
君達もう少し大人になってから、帰ってこようね・・・
 

そんなガーラお子様の襲来は、日が上に昇った頃には無くなる。
サラシの中には細かいベラがワラワラと湧きだしきた。
日差しが昇るとサスガに沖縄らしく暑く、気分も良い。そんな中、正午アタリには
オマケ程度にオキナメジナと追釣。
 

フタを開けてみれば、イラブチャーを初め、アーガイもトカジャーも釣れなかった。
南大東島というロケーションを考えればこの2日間の釣果は、正直、
惨敗に等しいけど、まぁそれはそれ、竿を出せる様な天気に2日間だけど、
恵まれただけでも感謝なのである。

しかし、気になった事が1つ。島でのオキアミ流通が潤沢になったせいか、
オキアミエサに対するスレ方が以前より、ハンパ無くなった気がします。
これは地元釣り師による、赤アミの撒きすぎなのか理由はわかりませんが、
以前の様な、海では無くなってきている事は感じ取る事ができました。

総括。

 ●GWの南東方面は、どこもあまり天候が芳しく無いね。
 ●オキアミの流通が良くなりました。
 ●港の魚はやはり、どこも毎日の様に赤アミが入っているせいか渋いです。
 ●コーンエサを使うのをすっかり忘れていました(笑)


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