■2010/6/19 沖縄県南大東島釣行

南大東には当分いかないだろうな・・・なんて思っていたところ、
色々仕事関係の話で盛り上がってしまい、気が付くと南大東島に着いていました。
仕事とは言え、片手にはしっかりと釣り竿が握られているのは、言わなくとも解る話で、
この辺は、武士の刀と似ています(笑)
「海に向かう時は、腰に釣り竿!」これは基本中の基本、日本の正しい釣り人約款にも
しっかりと記載されている訳です。

しかも今回の訪沖、しっかりと梅雨明けとのタイミングもバッチリでございます。
ただ今回の南大東、少し雲の様子がヘンで、朝晩にかならず濃い霧が発生し、
島全体を覆います。太陽が漸く上の方に差し掛かり、気温が上昇すると霧も無くなり、
いつもの青い海が戻ってくる感じでした。

●6/19 西港〜ヤギ道〜北港ランガン釣行


そういった訳で、今回亀池港でも釣りをしたかったのですが、亀池港・南大東漁港は、
港の工事の関係で暫く入る事ができないみたいです。工事も少し長期になる様でした。
潮回りは朝4:00干潮、11:30満潮、そして夕方に干潮・・・と、朝イチで磯に入るには
少し潮が良くない。潮が満ちるまで西港で竿を出してみる事にしました。

◆本日の仕掛け

◆スルルータックル
竿ダイワメガドライパワートルク遠投 5号
リールBB-X オナガスペシャル8000
ミチイトフロロ12号
ハリス船ハリス22号
ハリタマンバリ 22号
ウキ環付きスルルーウキ1.5号
トピックガンダマ3Bを3段を打ち馴染ませる

◆フカセタックル
竿ダイワメガドライパワートルク 3号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト6号
ハリス8号
ハリグレバリ 11号
ウキ丹羽ウキ0号
トピックシズ無しの超軽量仕掛け


朝イチは何は無くともスルルー。今回は太陽ができる前からスルルーを流す。
潮はあまり流れていない。結構強い南風があるので、若干重めのオモリで
スルルーを強引に沈ませる。

すると、ガーラ(カスミアジ)がポンポンと小刻みよく釣れてくる。
画像くらいの型のガーラを5匹水揚げ。このクラスは結構いる様だ。
あとは、コツとして流している最中に少しだけリーリングをして、
ルアーの様な演出を加えてやると、バイトしてくる事が多い。


あと、結構沖までムロアジが群れている様で、時々スルルーに
ムロアジがかかってくる。サイズはみんな30センチ以上の良型。


少し日が昇ってきたのでフカセにチェンジ。コマセはできるだけ軽い配合、
そして濁りを演出できるチョイス。撒くと、すぐに居着きのヒレーカーと
サンノジなどの60クラスが姿を現す。けど、こいつらは狙わず、
その下にいる魚を狙う。・・・・けど、エサ取り以外の反応が全くニブいのと、
満潮が近くなっているという事で、ヤギ道に移動した。

 

ヤギ道の磯は、下に向かうに従い、段々になっているので、取り込みをする関係上では
段が隠れる満潮時の方が何かと取り込みがし易い。って訳で満潮時を狙う。
まぁ、1人での釣行で無ければ全く関係無い話ではあります。

ここも入釣し易いせいか、コマセを待つ居着きの魚がいて、スレにスレているのです。
こんな離島に来てまでも「スレ」を感じてしまうのがイヤになってしまうけど、
それはしょうがないのです・・・
その中に1匹だけケタ違いのサイズのヤツが1匹だけ泳いでいて、とにかく執拗に
コイツだけを狙う。しかしオキアミエサには、全く目もくれない・・・
そんな訳でスルルーを付けて投入すると、1発で喰いました!

3分くらいのやりとり(体感)で上がってきたのはナガブダイ!
どう見ても70センチは余裕で越えている。こんな姿を見ると、やりとりが
イキナリ慎重になるからフシギである(笑)
そんな訳で取り込みなんですが、タモがギリギリ届かない。ウネリが高くなると
ギリギリ届くんだけど、何しろ1人なのでうまく掬えないのだ。
そんな訳で8号ハリスで、引っ張り上げる決意!
「南無さーん!」「ええーー!ままよーーー!」って訳でズリズリあげる。
しかし途中で魚バタバタ、パチーーーーンでサヨウナラ・・・
70アップのナガブダイはマボロシとなって消えました。

その後は、海が一気に沈静化・・・タイワンブダイの30クラスや
ガーラを数匹追釣した所で風も強まったので場所移動。
 


次は南風も穏やかな北港へ。釣り人も何人かいました。
地元の方達は、赤アミオンリーで足下に撒くもんだから、オキアミのみの
我がコマセは完全に打ち負けてしまう。居着きの60スレーカーは、
赤アミの下にしか入らない。港でフカセやる場合は、少しでも赤アミを混ぜて
他の釣り人に打ち負けない様にした方が良さそうです。

仕掛けは、フカセタックルからスイベル・ウキを取り外し、G8を2つだけ打って、
ユルーい潮に乗せる。すると、バチバチィーーーーが来ました。
殆どラインを出す事もせずに上がってきたのは、サンノジ50センチ。


その後、同サイズのトカジャーとサンノジを、取り込み失敗で
バラすという無能っぷりをみせ、見た事も無いエサ取りを釣って終了。
いやーーー南大東、キビシイ釣りでした!


総括。

 ●オキアミと赤アミのブレンドコマセで、地元民のコマセに打ち負けるな!
 ●やっぱ9月・10月ですね・・・(笑)

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