■2010/3/13 沖縄慶良間沖磯「タッチュー」釣行

先日に引き続き、Y-Stylesさんこと、Yさんとの慶良間釣行!!!
2日連続でのお付き合い、いやはやもう感謝しっぱなしです。
今回も、丸沖の渡船で慶良間を目指します。

【Y-Stylesさんのブログはこちら】

先日も良い天気だったのですが、今日も良さそう。そして、
昨日みたいな寒さも無く、往きの船も快調そのもの。先日より吹き続けた
ゆるい南風のせいらしいです。

ちなみに「タッチュー」とは、沖縄の方言で「先が尖っているもの」の事を
意味しています。なるほどしかし、タッチューの沖磯は先端が尖り気味であります。
先端恐怖症の人には、なんともたまらない、ちょっとヒヨコにも似た形です。

沖磯タッチュー全景。渡船で1時間弱といった行程で到着します。
ちなみにタッチュー付近には、ベーベーやハナレといった低い磯もあり、
目の前には黒島という大きな岩礁帯もあります。ちなみにベーベーとは、
沖縄の幼児言葉でヤギの事らしい。ヤギの頭の形みたな磯なので、
ベーベーとついたそうです。ヤギとか付けない辺りに、命名センスを感じます(笑)


沖磯:ベーベー全景 タッチュー船着き場の正面に位置しています。


沖磯:ハナレ全景 タッチュー船着き場より9時の方向に位置しています。


黒島。タッチュー船着き場より2時の方向に位置しています。

●6:00〜15:00 慶良間沖磯タッチュー

基本のタックル組み立ては先日同様。ただ、今回は少し頭を切り換え、
フカセタックルは、適宜軽い仕掛けに変更する事も念頭に入れた。

◆スルルータックル
竿ダイワメガドライパワートルク遠投 5号
リールシマノONAGA SPECIAL 8000
ミチイト10号
ハリス16号
ハリヒラマサバリ 16号
ウキキザクラ R-SHOT L 5B

◆フカセタックル
竿ダイワメガドライパワートルク 3号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト6号
ハリス5号
ハリグレバリ 11号
ウキ釣研 ハイパーグレ0
トピックシズ無し

Yさんは、まだ暗いウチより、スルルーを流し始める。
潮は、磯の周囲を離れる事なく、まとわりつく様に左に流れる潮でかなりやりづらそうだ。
(結果、この潮回りは、殆ど終始変わる事が無かったのだけど)
数投すると、いきなりバシュとケミホタルが消し込む。一瞬のやり取りで太ハリスが
切られてしまった。Yさん曰くカマスだろうという話。

そんな事をしていると漸く明るみはじめて来たので、自分も準備。
いやー、なんか漁船の様な船に1時間くらい乗っていると、酔うとか関係無く、
足下がフラついてしまう我が体も、落ち着いて来た(笑)

コマセをまず足下に撒いて、左に流していく訳だけど、もう足下から沖まで
エサ取りたくさーーん(笑) もう夏の海の様であります。
主なエサ取りは、
オヤビッチャ・テンジクスズメダイ・オンレー・コッパイラブチャー・イスズミとか。

当初放り込んでいた仕掛けでは、なかなかエサ取りすら食わす事ができない。
そんなこんなしていると、自分の仕掛けもカマスにやられ、ウキを2個もロスト・・・
これを期に仕掛けを伊豆半島周辺仕様にチェンジ(笑)

ハリス1.5号のグレバリ3号。ウキも丹羽さんの(笑)ここまで半島仕様(笑)
すると、オヤビッチャを初め、仕掛けにアタリが出まくる。
暫く釣ると、またスレてくるのだけど、仕掛けの投入点を変えるとまた喰ってくる。
でも、サイズ的には最大で35センチまでのイスズミ。
その他、オンレーなんかも釣ったが、最終的には、35センチレベルのイスズミ×3、
オンレー×∞、エサ取り×∞みたいな釣果になる。
 

 

Yさんは途中、磯の裏側まで器用に廻り、やはりイスズミやムロアジを掛けていた。
ムロの泳がせまでやっていたが、ついぞ大物は顔を見せる事なかった。
Yさんの釣りは、フカセのみならず、釣りのスタイルに多様性を持っていて、
見ている側としても楽しいです・・・(笑)

今回の釣りでの総括ですが、思考的に色々本当周辺の釣りの場合は、
組み立て直しが必要かも知れません。今の思考はこんなプロセスです。

 1:ここは沖縄(笑)スレているのは解っているが!!ここは沖縄(笑)
 2:沖縄って事は、フイの大物の可能性が絶対的につきまとう
 3:だから何時いかなる時も、ハリスの号数を落とす事はあってはならない

まずこれが第一思考プロセス、で、

 1:何故ハリスの号数を落とす必要があるのか?
 2:号数を落とせば、ラインの自重が軽くなり、オキアミの沈下速度と近くなるから
 3:それはコマセとの同調を演出させる為の細仕掛けである
 4:つまり号数の問題では無く、同調ができれば号数を落とす事は必要無い
 5:って事はコマセの自重で調整をしてやれば良い
 6:もしくは、太仕掛けで重くなった自重をウキ側でコントロールすれば良い

ってのが第二プロセスで、そんなのが色々絡みあい、太掛けに至る訳だが、
まぁ色々と、ゴタクを並べても釣果を出せなければしょうがない訳であり、
ここが組み立て直しの部分である訳です。

そんな訳で日々、こんな雑誌を読んで修行あるのみでございます(笑)


■SPECIAL THANKS

 Y-Styles様
 Gu様
 モカ様

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