■2012/8/13〜16 沖縄県南大東島釣行

随分来てないなー、一体何年ぶりだろうか、南大東・・・と思ってHPを見たら、
たったの2年振りだった(笑)そんな2年だかしかし、沖縄の東の果てでデッカイ釣りを
してしまおうでは無いの!!と乗り込んだお盆の南大東島。

島の滞在中はキッパリと晴れるものの、南から湿った空気が断続的に入って、
なかなか1日中晴れ、という天気に恵まれない中、なんとか竿を出せました。しかしそこは、
沖縄、灼熱地獄の8月、と悪条件の中、一体どんな釣りになるのでしょうか・・・
しかし南大東の海は、いつでも南大東ブルーで出迎えてくれます。沖縄の中でも
1、2位を争う透明度なのではないでしょうか・・?

●8/13 釣行時間 4:00〜14:00


そんな訳で初日はテンションMAX、血管から血を吹き出しながら暗いウチに宿を出る。
一番竿を出したい亀池港に向かうが、残念ながら南風によるかなりのウネリが入っていて断念。
その足で西港へ。まずは何はなくとも暗いウチはスルルー流すだろ、という教典の教えに沿って
明るくなるまでスルルー。しかし、ここでもいくつかトラブルがあって、ウキのトップに
取り付けるケミのサイズをアホな事に間違え、暗いウチは盲目の中の釣り。
まー、バチバチくるでしょ、と思いながら流すがアタリは出ず、というか全然流れない(笑)

◆今回の仕掛け

◆スルルータックル
竿ダイワメガドライパワートルク遠投 5号
リールシマノONAGA SPECIAL 8000
ミチイトブルズアイ12号
ハリス船ハリス22号
ハリタマンバリ 20号
ウキ環付きスルルーウキ1.5号
トピックガンダマナシ

◆フカセタックル ツンツン仕様
竿ダイワメガドライパワートルク 3号
リールシマノ HYPER FORCE Mg4000DHG
ミチイト6号
ハリス6号
ハリグレバリ 11号
ウキエキスパートグレG3
トピックシズ無しの超軽量仕掛け

◆フカセタックル デレデレ仕様
竿ダイワ DXRメガチューン 1.65号
リールダイワインパルト3000LB
ミチイト2.5号
ハリス2号
ハリグレバリ 7号
ウキ丹羽ウキB
トピックタナ2m固定

そうそう、今回より超戦略破壊兵器、DXRメガチューン 1.65号が投入。
夏場・スレた魚達というタフコンデションでの、超内地半島仕様のお色気で
やっつけてしまおう、という寸法です・・!

して、釣りの方はというと、コマセが効いてきた辺りでムロアジが爆釣!!!!
というか、ムロアジしか釣れない。ここはムロの養殖場か、ってくらい。
スルルー仕掛けで泳がせをしてみるものの不発。そうそうにポイントに見切りを付けて
大東漁港に移動する。
 

大東漁港では、北大東方面に流れる良い潮が出ていたので、スルルー釣りを
延々してみるが反応は全く無い・・・ちなみに今も大東漁港は工事中であるが、
沖に張り出した堤防がだんだん出来ていて、地磯付近の岩も大きく形を変えていました・・



潮が少し引いたので、タイミングを見て漁港近くの磯場に移動。
なんだか、この海を見ていたら、ガーラが釣りたくなって、スルルータックルに持ち替え、
スルルーを流す・・・だがデカバンの反応は無かった・・・

午後、場所を更に北大東漁港に移動、向かって左側キワ狙い!
コマセをまくと、結構反応の良い魚がいる・・・って訳で、試行錯誤で割り出したタナは1.5m。
完全固定の仕掛けで落とし、退治する事に!ちなみにメガチューンにタマシイを入れた魚くんは、
イスズミでした・・・

デカい魚は、トカジャー・ヒレーカー・バショーカーと、クサい3兄弟。
ミチイト2号、ハリス1.5号まで落とせば喰ってくるが、必ずヤツ等は、脇の岩場に
潜り込みハリスギレに持ち込むのである!!ここでグレメタルを使うが、
グレメタルでさえも、岩の強烈な根ズレに耐えられない様・・・・
なんだか沖縄本島で釣りしているみたいな、したたかさを持った魚でギッシリ(笑)
この日のフカセは終了を迎えた・・・

 
 

夜!Guさんに戴いたイカ・タコエサを使って、打ち込みもしてみるが、全くノーチリン!
南大東にタマンはいない!と結論づけて、さっさと宿でフテネ・・・

●8/15 釣行時間 4:00〜11:30


やっぱり結構吹く南東風で、亀池港は朝からウネリの影響を受けていたので、
昨日調子の良かった北大東漁港の、今度は右側で竿を出す!やはり残波カーエーの、
太仕掛けには魚は反応せず・・・


朝方。コマセが効いてくるとヤマトナガイユー(ツムブリ)が、入れ食いに!
型は40センチそこそこと、あまり大きくは無いが、1.65の竿で遊ぶにはもってこい。



そんなしていると、出てきました・・・デカバン軍団。ちなみに目視では確実に、
どいつも50オーバーは確実です。

コマセの反応を見ていると、コマセを巻いた直後は、餌取りがまず反応し、
そのおこぼれを大きいのは拾っている・・・という、フカセ教科書に出てきそうな、
デカバン反応を示している。という訳で、コマセの打ち分け。
まずはエサトリ用に、できるだけコマセを固めてちゃーまき。
デカバン用コマセは、コマセが広がる用、ヒシャクで切る感じでパラパラと。

っっと、そんなしていると、掛かりました!
とにかく昨日のバラシもあるので、時に繊細に、時に強引なやり取り!
時間にして5分くらいかけて慎重なやり取りで上がってきたのは、
55センチのバショーカー(ヒメテングハギ)でした!
反則ギリギリの、ツノをいれて55センチなので、本体そのもので50センチ。
いやぁ、結構良いヒキをしてくれました!



ちなみに、昨日自分が使っていたハリが、クチに掛かっていた・・・
魚って釣られると警戒して、2〜3日は喰わなくなる、とか聞いた事あるけれど、
あれば間違いですね(笑)

その後、長いやり取りをしてしまったからか、潮が変わったからか、
デカバン軍団はサーーーーッといなくなり、天気もみるみるウチに荒れ、
ストップフィッシング。まーバショーカー釣れたしいいかーと納得。

総括。

 ●やはりキビシイ真夏のフカセ。
 ●南大東島はそこかしこで工事をやった後があり、磯の岩の形がかなり変化していました。
 ●やっぱりタナは大事だと、再確認できた釣りでした。
 ●地元の方の話では、北大東港が一番釣れているみたいです。



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