■2013/1/19〜20 東京都伊豆諸島 八丈島釣行 皆様、明けましておめでとうございます・・!今年もこのHP・ブログ共々、 よろしくおねがいいたします!って訳で、今年の初釣りは八丈島です! もう初釣りといえば、お手軽に竿出して御神酒を海にながして1年の 豊漁を願う・・といった、イベント的側面が大きいと思いますが、 そんな中でも無い時間使うので、必然的に飛行機に乗り、遠征の人となる訳です。 ちなみに毎回恵まれない天候ですが、今回は晴れはしたものの、 2日間にわたりシケが続き、八丈小島への渡礁は、またしてもお預け状態でした! 風は、常に西から北西にかけて島にまとわりつき、オレを小島に絶対に絶対に 渡すモノか!と、全力で阻止した訳です。まぁ、そんな中での八丈島遠征です。 ●2013/1/19 9:00〜16:00 新堤 ・・・という訳で、風を避けられる、もしくは背にできるポイントは限られ、 石積の地磯か、新堤に限られてしまった。石積は、先日エース釣具店のおとうさんが 入られて、小さいイスズミとダツのみしかいない海だった、という事で新堤を進められる。 ◆八丈島ではおなじみの、エース釣り具店さんのサイトはコチラ↓ 八丈島 エース釣具店 新堤は、自分も竿を出すのは初めてで、水深こそ無いものの、それなりに メジナの釣果はあるらしい。この日は既に先客が大勢いて、自分は堤防の一番手前に入る。 なんつーかですね、もう底見えているし、こんな所で大丈夫かいな・・と不安の中で 竿を出す準備に入ります。 ◆本日の仕掛け
海的には、表層の風の影響はあるものの、潮は殆ど動かず、僅かに堤防根本に当たった潮が 沖に出て行くトロい流れのみ。しかもこれも流れたり流れなかったり・・・そんな中、 1時間ほどコマセは打つものの、生命反応はゼロ。周囲の人も全く釣れていない状況だ。 そんな中で、ウキを僅かに抑える様な、風のせいだろ、と思う様なアタリが出た。 少しアワセを入れると、ズドンと魚の反応!!しかもなんかデカそうだぞ。 水深も無いし、手前のケーソンもあるって訳で、ラインは殆ど出さず、竿のタメと 太ハリスのみを信じてやりとり、1分くらいして上がってきたのは、カンムリベラ。 年始早々で、八丈島のデカイ外道の定番が、まず上がってきました。サイズは61センチ。 でもしかしだ、ポイントそのものに、猜疑心を持ちながら竿を出していた気分は一転。 魚っ気はある事はわかった・・・付近のカゴ師に負けないくらいのコマセを大量投入。 そして次の魚信は、指をはじく様な明確なバチバチ系!!やっぱり八丈島はコレでなくては! と思い切りアワセを入れる。さっき程の重量感は無いものの、トルクのあるヒキの後に 出て来た魚は・・・今年初の口太メジナでした!型は頑張って45センチくらいでしょうか。 しかしアレだ、口太が釣れるって事は、まだ水温がそれなりにあるのだろうか。
ハリがしっかりと呑まれていました・・やっぱ太ハリス大事!
その後、30分に1回程度、同サイズの口太を追釣し、夕マズメ。もう日も落ちかけて、 風ビュービューの中で少し頑張った甲斐あり、この日を締めくくったのは、フカセイシダイ! 35センチありました。 この日の釣りの後の風呂は、なんか人生で一番シアワセな気分の風呂(笑) ●2013/1/20 7:00〜12:00 地磯石積の鼻 次の日。少しは天気が早まるか!とか思いながら寝たけれど、海のヤロウは、 「そんな事ぜんぜーんナイモンネ!」と言わんばかりに、海況は変化せず。 風向きも変化なし!って訳で、残る選択肢の石積に入る。 先客は誰もいないので、ポイント入り放題。ワンドの中の釣りやすい場所に陣取る。 そして、この時人生最大に近いアホな事件が起きる。この日は磯歩きとなるので、 できるだけ荷物を少なくしようと、竿袋は持たず、タモの柄と竿のみ手で持って、 磯に入ったわけだが、さぁさぁ、仕掛けを作りますか・・と、リールに手をやろうとした時、
リ ー ル の ハ ン ド ル が つ い て 無 い
ウギャーどこかで落とした!!と思い、来た道をまだ戻りながらリールハンドルを 探すハメに!人生においての最大最悪のロスタイム+もし見つからなかったらどうしよう感は ハンパなかったです。結果、車を降りた付近の所に落ちていた様で、磯に入ろうとしていた 地元の方が拾ってくれていたのですが、この方ともうまい具合に巡り会えて、 本当に新年早々、色々と運気が上昇(??????)している様な気がします。 って訳で、また磯歩きしてポイントに。漸く釣りができる体制となりました。 ◆本日の仕掛け
ワンドのポイントは、手前は引き込まれる潮で、左から右に行ったり来たり、 磯際は全く釣りにならない状態。沖目はキレイに沖に出て行ったり、潮がピタリと止まったりで、 あまり落ち着きの無い様子。でも、確実に海水温は昨日より下がっている気がします。 (3管区の潮汐情報を見ても、大きく海水面が下がっている) でも・・・沖に流れる流れに仕掛けを乗せると、八丈島での一番厄介なエサ取り、 ダツが釣れてしまう。朝イチから、10時くらいはダツ以外釣れない・・・というガマンの 釣りを強いられます。 そんなして10時を過ぎた頃、さっきまで落ち着かなかった潮が、良い感じに沖に 流れる安定した流れに・・・。さっきまでうっとおしい程いたダツもどこかへ消えてしまった。 それ以降、もうバチバチのオンパレード。オナガがほぼ入れ食いという状態の、完全賢者モード発動! 型は大きくても45センチまでだが、これだけオナガが釣れるのはなんだか、 久しぶりの様で、非常に気分が良い!12時の撤収時間までに余裕の「つ抜け」。 なんだか、小島渡船はできなかったものの、堤防・地磯で釣果を出せた事は非常に貴重。 また海に感謝、島に感謝なのである。 総括と今後の検討。 ●リールハンドルがガッチリ固定すべし!!!!! |