■2013/8/13〜14 沖縄県 与那国島釣行 なんというか久しぶりの釣行記更新ですが、さぼっていた訳でも無く、単に、 釣りに行けてなかっただけなのですが、思えば前回の釣行記で「あけまして・・・」とか 言ってしまっている程に時間が空いてしまいました。 さぁさぁそんな訳で2013年の盆は、沖縄県は八重山郡、日本最西端の 与那国島釣行でございます。ちょうど、お盆の飛行機を予約しようと、南大東島の 運賃を調べている所、結構な満席状態で、では与那国島という所へはどんな値段で 行けるのかねキミ・・とばかりに調べていると、これが結構安い。しかもネットの評判を見る限り 大物パラダイスですこれはしかし問題ありません・・という情報に踊らされ、5秒後には ポチッとチケットを購入していたという、全く事前の下調べ全くなしという状態での 現地入りとなりました。しかしながら、そこはやはり沖縄、今回はGuさんのお知り合いでもある 方のナビゲーションも取り付けて、万全の体制となりました。 しかし天気図を見ていると、自分の旅程に合わせる形で、タイフーが着実に生まれ、 せっせと北上を続けているという状態、最終的にこのタイフーは西にそれましたが、 そんな影響を受けながらの釣りとなった訳です。 ●2013/8/14 3:00〜12:00 久部良漁港釣行 当初、沖縄本島Guさんのアドバイス通り、夜のうちは避難港とよばれる、 島の南側に位置する漁港で夜のウチは竿を出す予定でしたが、思った以上に南側は タイフーの余波を受けており波を被っていた為残念、手軽な久部良漁港で竿を出す事に。 太陽の登らないうちは、スルルーや、カツオの血合いをエサにして流す釣りとなります。 ◆今回の仕掛け
まずスルルー&血合いエサによる夜の部。流れは堤防に向かって流れる当てる潮で、 かなり釣りづらいが魚っ気はあり、至る所で魚のボイルが聞こえる。おそらくだけれど、 もし大型が漁港に入っていれば、結構な確率で喰ってくるハズ・・・なのだが、 あまりエサも取られず、何の事件も無いまま夜の部完全終了・・・、そして日が出た後は、 フカセの部へ移行、コマセはオキアミ3キロを1枚に、赤アミ500gを混ぜ、配合性は グレパワーV10と遠投フカセTRを1袋。今日は昼12時までしか時間が取れない都合、 短期間勝負となるのだ。 コマセを打つと、まずは夏真っ盛り!といわんばかりの熱帯魚によるエサ取り、 見たところオヤビッチャなどのうっとおしいエサ取りはいなさそう。しかしデカイ魚は最初から 姿を見せない感じ。あきらかに配合エサによる反応が鈍いので、こんなエサを捲く釣り人も あまりいないのだろう。 そんなしていると、30分程巻き続けると、漸く大きいのが姿を見せ始めた。 見たとろこ、ヒレーカー・トジャジャー・バショーカー・ガーラ(カスミ)辺り。しかし喰わない。 最初は鬼の太仕掛けでのタイマン勝負をしていたが、あまりにも反応が悪いので、 弱気仕様のDXRにチェンジ。すると、ウキがモジモジ抑える様な反応が出る・・・ 1.65号の竿だと結構スリリングなやりとりだが、与那国島初の釣果としてあがってきたのは 40アップのバショーカーでした。
バショーカー42センチとクサバー30センチ。
ベラ系のエサ取りはよく釣れる。
やりとり的には、右に持っていかれるとテトラが入っていてヤバイので、 そこだけはなんとかハリスを信じてフルロックで耐えれば取れる・・という感じなので、 引き続きの弱腰仕掛けで再開。 あきらかにバショーカーが釣れた辺りから魚の動きが変わって、コマセに対しても 上下にヒラを打って良い反応が出ている!いわゆる時合的なヤツであろうか。 その中、指を弾くようなバチバチィーーー的なアタリで、更に45センチのトカジャーを追釣! バショーカーとは比べ物にならないヒキで、トカジャーとのやりとりを存分に楽しめた!! チョー楽しい! その後、同型のトカジャー4枚を追釣・・・するが、やはり50アップは取るのがムズカシイ!! その理由は、 ○アタリがあった瞬間のハリス切れ(要はアワセを入れる前にハリス切られる) ○アワセを入れるが、アワセを入れたタイミングと、魚がハリスを持っていく瞬間が ちょうど重なり、かなりのテンションがハリスにかかって切られる の2つだと思うが、こればかりはしょうがない・・というか、太いハリスで 魚を掛ける以外の解決策が見当たらなかったのだ。 トカジャーが釣ってワーイの図 その後は、ジキランカーハジャーの超大型などがコマセに反応しているとか、 それなりの見どころがあるものの、夏の暑い最中なのか、意外なほど魚の反応は鈍く、 喰うタイミングもほんの一瞬で、結構キビシイ初日だったのだ。 ●2013/8/15 7:00〜12:00 久部良漁港〜塩工場裏の磯 今日も日の出ないウチから釣りを開始する予定だったが、夜中起きてみると、 あってはならない程の豪雨、さすがに離島に来ているからとはいえ、この中、真夜中から 釣りをする程の胆力は無く、取り急ぎ日が出るまでフテネ。朝6時頃起きてみると、 雨も小雨になっていたので、急いで釣り支度をして、雨の中漁港へと急ぐ。 しかし、過ぎ去った台風の吹返しなのか、昨日を凌ぐ風で漁港は包まれていた。 向かい風なのがまだ救われるが、コマセが全部戻ってきてレンタカーを襲う(笑) 昨日と同じ様にコマセを作り、しばらくはガマンでちゃーまき。 そして今日は太仕掛け1本と決め、ハリス/ミチイト以外は、できる限り負荷の少ない仕掛けで、 ハリの号数も、2号おとしてオキアミカラー。 昨日と同じパターンで、コマセを打ち始め、暫く経つとトカジャー軍団登場。 しかも今日は風の影響で少しニゴリが入っていた事もあって、こっちにも勝機がある気がする。 そんな中アクビとかをしていると、いきなりミチイトが10メートルくらいは出てしまう激振アタリ! すぐにスプールを抑え、ベールを起こして戦闘態勢に。もうアタリからしてトカジャーの様。 昨日とは違い、今日は太仕掛け。多少の無理とフルロックは全然イケル。 竿が起こされればこっちのもの。できる限りのフルロック鬼巻きで、グイグイ寄せる。 上がってきたのは、尾鰭のピロピロ含みで50アップのトカジャーであった。
良い感じで針がかりしている・・
しかし、50アップが取れたのはいいが、目の前のポイントを魚が戦車の様に暴れ尽くした影響か、 ソレ移行、エサ取り以外は全くいなくなってしまった。 その頃、与那国の糸数さん登場、風の避けられるお手軽磯を教えてもらい、 すぐさま場所を磯へ移す。場所は通称「塩工場跡」と呼ばれていて、釣り座の高い所と低い所があるが、 取り込みの事を考えて、釣り座の低い方から竿を出す。 目の前は、3メートル程の水深で棚の様な感じになっている。目の前にある離れ岩との間から、 急に水深が落ちており、ここに魚に走られると一発終了の様なポイントなので、できるだけ3メートルの 棚の上で勝負ができる様に、仕掛けのタナとハリスを1号上げた。 釣り終了まで1.5時間を切った・・という時間帯なので、コマセの投下量はハンパないのだ。 しかし魚は出てこない。与那国島の魚は、コマセに反応するまで時間かかる・・・ 漸くコマセが効いた頃、エサ取りのヒラーグルクンが大量に押しかける。 型はみんな30センチくらいで、食べるにはいいが、コチトラ、 デカイの釣りにきてんだバーロ、コンチクショー(なぜか江戸弁)。 そして皆様のご想像通り、その後はエサ取りに翻弄され終了。 小潮で潮も動いていなかったからなのか。 これにて日本最西端、与那国島での釣りは終了・・・ 総括と今後の検討。 ●潮の澄み具合を考えたラインのチョイスは、効果が出る! ●効果は定かでは無いが、オキアミカラーのハリはいつも忍ばせておこう(笑) ●やっぱり真夏はどこもキビシイね。 |