■コンパクトデジカメ用水中探査システムの開発(超大げさ) タイトルを見ると、いきなり頭がイカれたと思われがちですが、 割と正常な管理人nazでございます。 今回は、デジカメに付いているムービー機能を使って、釣りをしながら 水中の様子を根こそぎ撮影してしまおう!!という事で、まずは デジカメを水中に沈める為の土台作りについて、その工程を載せました。 ちなみに「水中の様子を地上にいながらにしてデジカメで撮影する!」というスバラシイ アイデアは私のアイデアでは無く、当HPからも相互リンクを貼らせて戴いている、 masakiさんのアイデアがその源泉となっております。 :masakiさんのHPは以下リンクより masakiの釣浪紀 そんな訳で、まず土台作りをする上で、以下のポイントに気を配りました。 ●水中でもできる限りカメラが水平を保てる ●水中でカメラができる限り左右に回らない ●カメラのハウジングが持つ浮力に負けないウェイト ●磯などのある程度オーバーハングがある所でも沈める事が可能 ●スパナなどの工具無しで現地で組み立て可能 □パーツの購入 パーツですが、今回ワンオフで色々製作する事も考えたのですが、 もう面倒臭い上に、ホームセンターに行くと、それらしい材料が 既に売られていた・・という経緯もあって、全てはJIS規格のもので、 何一つ手作りのパーツはありません。以下の画像が購入したパーツ群です。 ※ハウジング・デジカメは、既にあるものを流用しています。 @:Canon IXY DIGITAL 2000IS用ハウジング 30m防水です。他の物でも流用可 A:ロープ。20メートル程度ストックできるものを使用。これは釣具屋で購入 B:玉の柄に付けるネジ群とS字型フック。詳しくは後述 C:ハウジングを安定させる台座 D:台座とハウジングを固定するネジとワッシャー E:台座の左右に取り付けるアーム F:アームを台座に固定させる為のネジ群 パーツは、近所の割と大きめのホームセンターでほぼ購入。トータルで2,059円でした。 □台座とハウジングの固定 まずは台座とハウジングの固定です。脱着しやすい様に画像の様なネジを使いました。 上から、ハウジング・ワッシャー・台座・ワッシャー・ネジの順で取り付けています。 ちなみに台座に穴が開いていますが、これは購入した時に既に開いていた穴です。 □左右アーム部分の作成 台座左右に固定するアームを2つ製作します。アームのステンレスプレートは既製品です。 これにロープを取り付けるのですが、ステレンスプレートに最初から開いていた穴が 大きかった為、ワッシャーを取り付けて、ロープが抜けない様にしています。 ロープは固結びした後、先端をライターであぶり、その後アロンアルファーで 結び目部分を強化しています。 □アームを台座に固定 台座左右にアームを固定します。固定するナットもボルトも既製品です。 □ロープを付けて吊してみる 後は左右アーム部分に取り付けているロープを束ねて吊すだけです。 吊す部分には、元々ロープに付いていたカラビナを使います。 吊すとこんな感じになります。 □玉の柄に取り付ける 最終的には以下の様な図になります。 玉の柄に取り付けるボルトとS字型フックもJIS規格の既製品です。 ここに手元のロープを引っかけて、玉の柄の先端からロープが 下に延びていく様にします。 玉の柄を延ばす事で、オーバーハングしている磯などでも、 カメラを落とす事が可能です。 水中撮影動画などは後ほど・・・ |