■東京都 小笠原諸島母島


●概要
●島へのアクセス
●宿泊施設(釣りをする上での施設など)
●レンタカー(レンタカーの有無)
●釣具屋事情(オキアミなどの話)
●宅急便事情(島に荷物を送る時の話)
●ポイント(島の釣り場)
●母島その他の情報



□概要:
 小笠原諸島の玄関口となる父島より更に船で2時間半の行程で
 行く事のできる島。小笠原諸島の中で民間人の住民がいる島の中では
 最南端に位置する島です。

 当然母島もオキアミ・コマセ(配合エサ)の使用禁止と、
 ウキフカセ師死ね系の島です。更には島内には釣具屋もなければ、
 オキアミも当然入手不可です。ただし僕の所見になってしまいますが、
 明らかに父島よりも魚影は圧倒的に濃いですし、堤防からでも十分な
 大物が狙える超1級ポイントが集落から徒歩圏内に存在します。

 小笠原にウキフカセ釣りに来たならば、是非母島には行ってみて下さい。
 正直父島止まりでは勿体なさ過ぎです。

 詳しくは以下「母島観光協会HP」概要をご覧下さい。
 http://www.hahajima.com/

□島へのアクセス
 小笠原母島へのアクセスは現在船のみです。
 小笠原玄関口の父島より更に「ははじま丸」で約2時間半かかります。
 東京竹芝桟橋から数えると27時間半以上かかる計算です・・・

 ははじま丸は、基本おがさわら丸の入港に併せた運行が行われています。
 チケットは父島のみでの販売になりますが、混んでいて買えなかった・・
 なんて事は1回もありませんので問題無いでしょう。

□宿泊施設:
 母島の宿泊施設は自炊の所が多々ありますので確認しておきましょう。
 また島内での野宿・キャンプが禁止されているので、
 事前に必ず宿泊施設の予約をしましょう。

 以下は、以前行った時にお世話になった「民宿めぐろ」さんの情報です。
 集落より徒歩5分、海より7分の所に位置する民宿ですが、
 自炊なのに何故か色々な差し入れをしてくれるオバチャンがとても
 気分の良い宿です。

 ●釣り道具は洗えるの?
  ・宿前にあるホースで洗わせて戴きました。

 ●釣った魚は捌いてくれるの?
  ・キハダマグロを1回捌いて貰えましたが、その時は既に
   捌きやすい大きさまで自分で捌いたものを御願いした結果です。
   基本はムリと考えていいと思いますが、捌く道具自体は、
   包丁含め全て台所に完備されています。

 ●その他
  ・洗濯機は宿内完備されており、外に物干しスペースもあり、
   洗い物には不自由ありません。ただ、南国らしく湿度が高く乾きは
   夏以外はあまり良くないです。一応、物干し可能なひもや
   携帯ハンガーなどがあれば便利です。
  ・宿から徒歩5分圏内に雑貨屋があり便利です。
  ・携帯電話はドコモのみ通話可能です。
  ・ネットはFOMA端末での通信(HISPEEDには未対応)が可能でした。
   静沢地区は、エリア内であっても圏外の所がありました。
  ・天気予報は父島と同じく、正直全くアテになりません。

 ※注意!!
 釣り道具を洗ったり、釣った魚の捌いたりしてくれるのは、
 ホテルの方から見れば明らかにオプションです。
 全ては宿の方の御厚意で行われている事なので、
 その点は踏まえた上で誰でも可能な事ではありません。
 宿の方に御願いをする場合は、丁重に御願いします。
 特に離島の場合、水は大切に使いましょう! 

□レンタカー
 レンタカーは基本「無い!」と思った方が良いですが、
 宿によっては貸してくれる所もある様です。民宿めぐろさんにはありません。
 また評議平という集落から若干離れた所にある、
 株式会社小笠原サービス整備工場という所で、
 数は少ないですがレンタカーサービスを行っています。

 ウキフカセ師にレンタカー無いよ!は死刑宣告の様なものなので、
 早めの手配をするのが良いでしょう。

□釣具屋事情
 最初にも言いましたが、釣具屋は1件もありません。
 というより島の中に商店は3件しかありません・・・
 その中で数は少ないですが、釣り具を売っている店は2件あります。
 ・・・ですが当然ウキフカセの道具なんてある訳もありません(笑)

 前田商店さん:
  集落内にある雑貨の店でいわば島のコンビニです。
  基本的な釣り具はありますが、ウキフカセの道具は
  全く置いてありません。

  ●オキアミ関連:
   無し。

  ●配合エサ関連:
   無し。

 漁協の店(?):
  名前は解りません・・。母島の商店は基本3店ともほぼ同じ所に
  寄り添っているのですが、その中のJAの目の前にある店舗です。
  基本的な釣り具はありますが、ウキフカセの道具は
  全く置いてありません。ちなみにこの店舗のとなりが漁協なのですが、
  コマセに使うサバやイカなどは、ここの漁協に御願いすれば、
  実費にて譲って貰えます。

  ●オキアミ関連:
   無し。

  ●配合エサ関連:
   無し。

□宅急便事情

 母島へはクロネコヤマトでの発送が可能です。
 但し、輸送に相当の時間が必要なので、2週間以上の余裕を見込みましょう。
 おがさわら丸は大きな荷物も受け付けて貰えます。その場合、
 竹芝桟橋チケット売り場の一番奥にあるチッキ受付で、
 荷物を預けるのですが少々高いです。

 ちなみに小笠原諸島は東京からですと、東京23区内に荷物を
 輸送するのと同じコストで荷物を送る事が可能なので、もし荷造りが
 事前に可能であれば、宅急便で送るのが圧倒的に安いです。

 ※
 コンビニなどの代理店に小笠原母島行きへの荷物を持ち込むと、
 正確な発送日付が出ない事が殆どです。荷物を発送する時は、
 クロネコヤマトの集荷センターなどに直接荷物を持ち込む事を
 お勧めします。

□ポイント

 島の周辺は頻繁に崖崩れが発生している様な所が多く、
 未知の地磯への入磯は控えた方がいいでしょう。
 唯一入れる地磯は北港より入釣可能な梯子段という所しか僕は知りません。
 ちなみに母島は父島と同じく石物・底物の大物ポイントでもあるので、
 沖磯への渡礁が可能です。代表的な磯としては、
 鬼岩の離れ・鬼岩・二本岩・ローソク岩などがあります。

 磯:
  残念ながらまだ磯には入釣した事がありません。
  だって堤防で十分なんだもの・・・

 鮫ヶ崎堤防:
  集落より歩いて15分。公園駐車場より歩いて3分でトイレも完備です。
  母島の玄関口である、沖港の一番外側に出ている堤防です。
  外側にはかなり大きいテトラが入っているので足場はあまり良くは
  無いですが、数カ所足場の良い所もあります。
  目の前に巨大リーフが迫っており、水深は10メートル程度。
  大型回遊魚や根魚が遠投せずとも狙えます。ただしメートル級の魚が来た時の
  取り込みまでのイメージをしておかないと、取り込みは苦労します。
  さすがにメートル以上のロウニンアジやカスミアジが来ると、
  もう手が震えてガタブルモノですが、これが母島の醍醐味です。
  3メートル程度の鮫もウヨウヨしています。

 東崎堤防(東港):
  集落より車で30分程度。近くにトイレがあります。
  ずいぶんと立派な堤防ですが、船は一隻も舫ってはいません。
  なんでも海が荒れた時の避難港らしいです。沖側は一段高くなっており、
  堤防根本の部分から、延々歩かないとアプローチは不可能です。
  高い部分は水面まで10メートル以上、低い方は5メートル程度です。

  堤防先端は、水深10メートルあり、2人まで入釣可能です。
  水深10メートルには正方形で真ん中に穴のあいている設置ケーソンが
  規則正しく入っていて、魚の隠れ家的になっていますが、この穴がかなり厄介で、
  大型が釣れるとかなりの確率でこの穴に潜られ根ズレで終了してしまいます。
  コマセを撒くだけで、50センチ以上のヒブダイやコロダイが大挙して押し寄せる
  オソロシイ堤防です。

 北港:
  昔はクジラの解体場があり、人もそこそこいた集落だった場所だが、
  今はその面影も、波に洗われて崩れ落ちそうな堤防があるのみ。
  ちなみに堤防の上からでも、深場はあまり狙えそうにありません。
  ここも釣りのポイント・・・らしいですが、まず外洋に面していない
  波穏やかな湾奥である事が見た目にも解るので竿は出しませんでした。

□母島その他の情報

 母島は本来配合エサとオキアミの使用が禁止されています。
 という訳で、どの様な釣りになったか興味の尽きない所だと思いますが、
 僕は場合は以下の様な形にしました。

 ツケエサ:
  ツケエサは、前田商店で買った食用冷凍エビを小さく切ったものと、
  冷凍イカを短冊状に切ったものを使いました。それでもえさ取りには
  バンバン取られます・・・

 コマセ:
  コマセは完全使用禁止なので、父島よろしく、
  冷凍イカと冷凍サバのミンチを混ぜて作成。冷凍イカやサバは、
  現地の漁協で激安価格で手に入ります。
  ミンチは前日より解凍したものをコマセクラッシャーで作りました。

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