■中物釣り道具仕立て:管理人の場合

沖縄本島やその周辺の離島、はたまた小笠原や五島、三宅島など、
思いも寄らない中物(ここでは70〜100センチクラスを定義)を
ウキフカセのタックルで釣る事を目的としている本HPですが、
一体その道具仕立てはどうなっておるのだ!?という質問などを受けまして、
取り敢えず管理人nazの道具仕立てを載せていきます。

一応、読み進めて戴く前提をここでまとめますと・・

 ●手持ちで半日は余裕で耐えられる道具仕立て
 ●仕掛けを投げる時に、左右・上下いずれかでも不自由なく投げられる
 ●管理人は基本ダイワ派であるので、仕掛けには偏向性があり!

という事になります。最大のポイントは「手持ち」という事くらいでしょうか。


■竿
ダイワの竿を好んで使う管理人。その理由は単純で「腰」の強さです。
特にグレ釣りでよく言われる「食い込み」の良さですが、
特に沖縄や離島での釣りの場合、しなやかさより重要なのは「腰」と考えます。
(竿が元に戻ろうとする際に発生する力と思って下さい)
特にメートル近い青物・ヒラアジ系の魚を止めるには「腰」の強さがポイントになり、
更には、ルアーロッドや、石鯛竿・タマン竿の様な強引なやり取りにも
少し似た基本性能が求められる訳です。
また、インターラインという所も重要で、まずアウトガイドの竿にありがちな
大事に使わないとすぐに先端部をボキッ!タックルバランスを間違えてボキッ!
といった潜在的な不安感が無い所に起因します。
という訳で管理人の結論は、

★ダイワ メガドライパワートルク5-52遠投モデル

 理由:
  ・とにかく腰が強い
  ・石鯛竿の様なパワー(言い過ぎかも・・)
    ・潜在的な不安の無いインターラインである
  ・負荷の大きい4番と5番がともかく強靱

 ※本来はフカセの竿では無く、カゴ釣り用の竿で、
  メーカーHPでは、メートルクラスの青物に対抗する!
  的な謳い文句が踊っています。

■リール
リールに関して、管理人はメーカーのこだわりは無いです。
(しかし通常使うリールは全てダイワだったりします。)
求める性能は、ミチイトのストック量、ラインの巻き取りスピード、
あとは何は無くとも、LBである事であります。
そうなると、もう殆ど選択肢は無いのですが管理人の結論は、

★シマノONAGA SPECIAL 8000

 理由:
  ・他のLBリールを寄せ付けないミチイトのストック量
  ・11kgのブレーキ力
  ・マシンカットハンドルなので、ゴリ巻き時に力が入りやすい

■ミチイト
ミチイトは、やはり根ズレに強いフロロカーボンを使います。
更に条件があるとすれば、水に近い比重を持ち、水面直下を漂う
サスペンドラインだという事。しかーしですね、この条件を満たす
号数の大きなラインは、どのメーカーにもラインナップが殆ど存在しません。
という訳で、最良の選択だとは思っていないのですが管理人の結論は、

★シマノHYPER DURA BULL'S EYE 10号(カゴ釣り用) 強度:20kg
★VARIVAS バーマックス磯 [ストロングタイプ]10号 強度:22kg


※画像はシマノHYPER DURA BULL'S EYE 10号です
まぁミチイトは、これ以外にもナイロンの16号くらいまでを使うのですが、
そうなるとメーカー毎の差はかなり微量になってくると思いますので、
単純に、素材目当てのセレクトになってきます。
(VARIVASも良いのですが、ラインのしなやかさがシマノに比べると、
あまり無い様にも感じます)

■ハリス
ハリスは、ミチイト同様、磯用のフロロカーボンラインを選択しています。
何故かミチイトと違い、ハリスには選択の幅があるので、条件さえ満たせば
メーカーなどにあまり拘りはありません。最大で16号まで準備をします。

★DUEL HDカーボン 14・16号
★サンライン トルネード 松田スペシャル競技 ブラックストリーム 太号柄 12号
★サンライン大物ハリス 14・16号


※画像はDUEL HDカーボン 14・16号です
 理由:
  ・ハリへの巻きやすさ(すっぽ抜けの無さ)
  ・瀬ズレに強い事

■フカセ仕様で中物を取る時に気をつけている事など

 ・魚に走られた時は竿を45℃程度に寝かせる(想像以上に折られます)
 ・LBは意味もなくラインを出してしまう傾向にあるのでガマンする
 ・デカイ魚にはデカイエサを付ける(2Lオキアミの房掛けなど)
 ・ギャフを用意する

戻る